環境の作成

このドキュメントでは、Engine Yard Cloud で環境を作成するためのユーザー インターフェイス (UI) について説明します。個々のインスタンス (アプリケーション、データベース、ユーティリティ) をクラスター化し、アプリケーションやアプリケーション セットをまとめて実行する環境を作成する必要があります。

このドキュメントの使い方

図中の番号を参照し、一致する番号とそれに該当する UI の説明を以下でご確認ください。

Enviro_new1.png

  1. 新規環境 (Create New Environment) - アプリケーションに新しい環境を作成します。この例では、アプリケーション名は『todo』です。
  2. 既存環境への追加ボタン (Add to Existing Environment) - このボタンは、既に Engine Yard Cloud アカウント用の環境がセットアップされている場合に表示されます。最初に環境を作成する場合には、このボタンは表示されません。このオプションを使用して、1 つの環境に複数のアプリケーションを追加できますが、互換性の非常に高いアプリケーション (同じランタイム インタープリターや互換性のある gem など) が必要とされ、リソースの共有が難しくなる場合もあります。
  3. 環境名 (Environment Name) - ダッシュボードで環境が一意に識別される環境名を入力します。各単語の区切りには、スペースの代わりに下線を使用します (例: マイアプリ_本番)。
  4. フレームワーク環境の種類 (Framework Environment) - 一覧から環境の種類を選択します。たとえば、フレームワーク アプリケーションの種類が Rails 3 で、フレームワーク環境の種類として [production] を選択した場合、コマンド ラインに「RAILS_ENV=production」と入力するのと同じ効果があります。
  5. アプリケーション サーバー スタック (Application Server Stack) - 一覧からアプリケーション サーバーを選択します。デフォルトの設定は [Passenger 3] で、これは本番環境および複数アプリケーション環境に使用されます。

下にスクロールして、新規環境ページの追加オプションを表示してください。

Enviro_new2.png

  1. ランタイム (Runtime) - アプリケーションの開発対象のインタープリターとバージョンを選択します。
  2. RubyGems - この環境に適した RubyGems のバージョンを選択します。たとえば、古いバージョンの Rails には、既定バージョン以外の RubyGems が必要な場合もあります。
  3. ドメイン名 (Domain Name) - (オプション) この環境におけるこのアプリケーションのドメイン名を入力します。この環境に追加するアプリケーションが 1 つだけの場合、[ドメイン名] は空白 (未設定) のままで構いません。また、名前を空白にして、環境が任意のドメインの要求に応ずるよう設定することもできます。
  4. リージョン (Region) - 環境を配置する Amazon Web Services (AWS) リージョンを選択します。通常は、アプリケーションのユーザーに最も近い地理的リージョンを選択します。

    注意:ブートした後に環境のリージョンを変更することはできません。

  5. SSH キー (SSH Keys) - 新しい環境を作成すると、環境の SSH キーを追加できます ([Tools] メニューの [SSH Public Keys] リンクを選択します)。

下にスクロールして、新規環境ページの追加オプションを表示してください。

Enviro_new3.png

  1. データベース スタック (Database Stack) - 一覧からデータベース ソフトウェア スタックを選択します。

    この環境に必要なデータベースを選択してください。デフォルトは PostgreSQL ですが、MySQL を使用することもできます。

    代替のデータ ストアを使用する場合は、[No Database] オプションが利用できます。たとえば、ユーティリティ インスタンスを使用して独自のデータ ストアを作成することができます。または、このオプションを Engine Yard の アドオン プログラムで提供されるデータベースと一緒に使用することも可能です。

  2. データベース バックアップ (Database Backups) - デフォルトでは [24] 時間ごとにデータベース バックアップを実行し、直近の [10] 回のバックアップを保持します。必要に応じて、バックアップの頻度および保持するデータベース バックアップの数の設定を変更します。
  3. スナップショット (Snapshots) - デフォルトでは直近の [10] 回のスナップショットを保持します。必要に応じて、スナップショットの数の設定を変更します。
  4. 環境作成ボタン (Create Environment) - クリックして、Engine Yard Cloud 上に環境を作成します。

このページに関してフィードバックや質問がある場合は、以下にコメントを追加してください。ヘルプが必要な場合は、Engine Yard サポートにチケットを送信してください。

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