環境の管理

このドキュメントでは、Engine Yard Cloud で環境を管理するためのユーザー インターフェイス (UI) について説明します。

このドキュメントの使い方

図中の番号を参照し、一致する番号とそれに該当する UI の説明を以下でご確認ください。

環境の管理

Enviro_main1.png

  1. [ご利用のアプリケーション名] - アプリケーションの名前。この例では『todo』というサンプル アプリケーションを使用します。

    アプリケーション名をクリックして『todo』アプリケーションの表示や管理を行います。

  2. [ご利用の環境名] - 環境の名前。この例では、『todo』アプリケーションが『production』環境 (本番環境) にデプロイされています。

    環境名をクリックして、『production』環境の表示や保守管理を行います。(ここでは既にこのページが表示されているので、何も行われません。)

  3. 適用ボタン (Apply) - この環境に構成の変更を適用するためのボタンです。

    注意: 構成の変更が保留になっている場合は [適用] ボタンが青で表示されます。

  4. アップグレード ボタン (Upgrade...) - この環境にスタック (クックブック) の変更を適用するためのボタンです。

    注意: [Upgrade...] ボタンはスタック (クックブック) の変更が保留になっている場合のみ表示されます。

  5. スナップショット ボタン (Snapshot) - アプリケーション インスタンスのスナップショットを開始するためのボタンです。

    注意: スナップショットの処理中はアプリケーションを利用するユーザーがアプリケーションのスローダウンを感じる可能性があります。

  6. 追加ボタン (Add) - 環境 (クラスター) にアプリケーション リソース (アプリケーション、データベース スレーブ、およびユーティリティ インスタンス) を追加するためのボタンです。
  7. 停止ボタン (Stop) - この環境のインスタンスをシャットダウンするためのボタンです。

    注意: 環境を停止するとスナップショットが保存され、アプリケーションが停止してインスタンスがシャットダウンされます。後にスナップショットを使用してインスタンスをプロビジョニングし直すことができます。

  8. 環境 - 環境に関する情報が表示されます。
  9. [ご利用の環境名] - 環境の名前。この例では、『todo』 アプリケーションが『production』環境 (本番環境) にデプロイされており、この環境にはアプリケーション、アプリケーション マスター、およびマスター データベースの 3 つのサーバー インスタンスで構成されています。

  10. アプリケーションへのアクセス (Visit your application) - インスタンス上で稼動しているアプリケーションにアクセスします。

  11. [ご利用のリージョン名] - 稼働環境の Amazon Web Services (AWS) リージョン識別子。これは、アプリケーション インスタンスの置かれている特定の地理的リージョンを表します。この例ではリージョンは 『Eastern United States』です。
  12. [ご利用のフレームワーク環境の種類] - Engine Yard Cloud 環境の、Rails * フレームワーク環境の種類を示します。この例では、フレームワーク環境の種類は『production』です。
  13. Migrate? - テキスト ボックスに Rails * の移行コマンドを入力する場合はチェック ボックスにチェックを付けます。
  14. 参照 (Ref) - デプロイする Git 参照を入力します。既定の設定は『HEAD』です (前回のコミットが行われた現在のディレクトリを示します)。
  15. デプロイ ボタン (Deploy) - クリックすると、Engine Yard Cloud にアプリケーションがデプロイされます。
  16. ステータス メッセージ - このアプリケーション環境における前回のアクティビティが表示されます。一番最近のデプロイ ログを表示するには [View Log] をクリックします。デプロイ ログの履歴一覧を表示するには [Deployment history] をクリックします。

* この例では Rails フレームワークを使用しています。

環境ページの追加のオプションを見るには下にスクロールしてください。

インスタンスの管理

Enviro_instances.png

  1. インスタンス (Instances) - 環境インスタンスに関する情報が表示されます。
  2. ラベル - 各インスタンスの種類が表示されます。この例の最初のインスタンスは、Amazon の ハイ CPU ミディアム (32-bit) のインスタンス タイプで設定されたアプリケーション インスタンスです。
  3. SSH - クリックすると SSH 接続が開始されます。
  4. HTTP - クリックすると、稼動しているアプリケーションが表示されます。
  5. 基本ログ (Base) - クリックすると、このインスタンスのベース Chef ログが表示されます。
  6. カスタム ログ (Custom) - クリックすると、このインスタンスのカスタム Chef ログが表示されます。
  7. パフォーマンス グラフ (Performance graphs) - クリックすると、このインスタンスのクラスターのパフォーマンス グラフが表示されます。
  8. 終了 (Terminate) - このインスタンスをシャットダウンします。

環境ページの追加のオプションを見るには下にスクロールしてください。

アラートの管理

Enviro_alerts.png

  1. アラート (Alerts) - 環境のアラート情報が表示されます。
  2. メッセージ - この例では、環境のアラートが無効にされています。
  3. E メールの送信 - 重要なサーバー アラートを、テキスト フィールドに入力した E メール アドレスに送信できます。
  4. E メール アラート送信ボタン (Send Email Alerts) - E メール アラートを設定するボタンです。

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オプションの管理

Enviro_options.png

  1. 追加オプション (More Options) - 環境に対するその他のオプション情報が表示されます。
  2. 環境の編集 (Edit Environment) - スタックの変更を行います。たとえば、Ruby や RubyGems のバージョンを変更できます。ただし、すべてのインスタンスを停止するまで変更を行えない場合もあります。
  3. Crontab (Crontabs) - この環境のスケジュール ジョブ (cron) の追加や編集を行います。 
  4. データベース バックアップ (Database Backups) - この環境における既存のデータベース バックアップの表示やダウンロードを行います。
  5. アーカイブされた構成ログ (Archived configuration logs) - 古い構成 (Chef) による実行のログ ファイルを確認します (あまり使用されません)。
  6. HTTP 監視 (HTTP Monitoring) - 特定の URL におけるアプリケーションの HTTP 監視を設定します。
  7. 環境の複製 (Clone Environment) - 現在の環境のコピーを作成します。この例ではインスタンス スナップショットがまだ作成されていないため、このオプションは無効となっています。
  8. HAProxy 統計 (HAProxy Stats) - 環境の負荷分散に関する統計を表示します。
  9. アドオン (Add-ons) - 有効になっているアドオン サービスがある場合、このタイトルの下の表に表示されます。この例では、有効なアドオンはありません。
  10. アドオンの参照 - お使いの環境で使用できるアドオンを表示します。

このページに関してフィードバックや質問がある場合は、以下にコメントを追加してください。ヘルプが必要な場合は、Engine Yard サポートにチケットを送信してください。

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