環境の再構築

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このページでは、環境の再構築とダウンタイムの最小化の方法を説明します。

環境を再構築する理由

  • 環境のインスタンスがフリーズしている。
  • 新しい IP アドレスや別の IP アドレスを環境に関連付ける必要がある。

  • データベース インスタンスをアップグレードする際に、データベース インスタンスの “終了” と再作成を別々に実行できない。この場合は、環境全体を再構築する必要があります。

     

スナップショットの作成

環境を再構築する場合は、環境を停止する前にスナップショットを作成することが重要です。これは、スナップショットが差分バックアップ的であるためです。

環境を停止する前にスナップショットを作成すると、スナップショットにはその時点までの変更すべてが含まれます。環境の停止を要求すると、停止時に作成されるスナップショットはその直前のスナップショットが存在するため、速く実行されます。

 

環境を再構築する手順

メモ: まず複製した環境を使用してテストを行うことをお勧めします。

  1. engineyard gem を使用して、サイトをメンテナンス モードにします。

     ey web disable 
  2. スナップショットを開始するには、環境で [Snapshot (スナップショット)] をクリックします。

  3. スナップショットを作成し終えたら、[Stop (中止)] をクリックして環境をシャットダウンします。

  4. すべてのインスタンスが終了したら、[Boot (起動)] をクリックします。

  5. 設定画面で [Custom (カスタム)] オプションを選択します。

  6. 以前の設定を使用した新しいインスタンスを設定するか、または必要に応じて新しいオプションを選択します。

  7. [Application snapshot (アプリケーション スナップショット)] および [Database snapshot (データベース スナップショット)] のドロップダウンで最新のスナップショットが選択されていることを確認します。

  8. 環境の再構築を開始するには、[Boot This Configuration (この設定を起動)] をクリックします。

再構築プロセスの開始時にはメンテナンス モードを使用することをお勧めします。これは、スナップショット終了から環境停止までの間、トラフィック (特にデータベースへの書き込み) を効率的に停止できるためです。


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