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データベースのバックアップは、定期的に検査する必要があります。バックアップが設定どおりに作成・保存されていることを確認してください。さらに、たとえばバックアップ ファイルをテスト環境に読み込んで、データベースのバックアップ ファイルの整合性を確認します。
このページでは、データベースのバックアップ ファイルの場所およびローカル コンピューターにバックアップ ファイルをダウンロードする方法を説明します。
eybackup ツールを使用して、UI またはコマンド ラインからバックアップをダウンロードする手順を示します。
UI からデータベースのバックアップを表示またはダウンロード
以下の手順では、Engine Yard Cloud UI を使用してデータベースの表示やダウンロードを行う方法を説明します。バックアップはローカル コンピューターに直接ダウンロードされます。
データベースのバックアップを表示またはダウンロードする方法 (UI による方法)
-
[Environment (環境)] ページで [Database Backups (データベースのバックアップ)] をクリックします。バックアップ リンクがタイムスタンプと共に一覧表示されます。
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リンクをクリックして、バックアップ ファイルをダウンロードします。
MySQL バックアップ ファイルの名前には sql という拡張子が付きます。PostgreSQL バックアップ ファイルの名前には pgz という拡張子が付きます。ファイル名には、データベースの名前、日付、およびタイムスタンプが含まれています。たとえば、次のようになります。myapp.2011-11-14T16-47-02.sql.gz
、myapp.2011-11-15T15-20-02.pgz
データベースのバックアップを表示またはダウンロード (eybackup による方法)
以下の手順では、eybackup ツールを使用してデータベースの表示やダウンロードを行う方法を説明します。
- MySQL: データベースのバックアップを表示またはダウンロードする方法 (eybackup による方法)
- PostgreSQL: データベースのバックアップを表示またはダウンロードする方法 (eybackup による方法)
MySQL: データベースのバックアップを表示またはダウンロードする方法 (eybackup による方法)
-
SSH 経由で、アプリケーションおよびデータベース インスタンス (単一サーバー環境用)、またはデータベース インスタンス (クラスター環境用) に接続します。
-
以下を入力して、バックアップを一覧表示します。
sudo -i eybackup -e mysql --list-backup myapp
または
sudo -i eybackup -e mysql -l myapp
データベースのバックアップが次のように一覧表示されます。
Listing database backups for myapp
3 backup(s) found
0:myapp myapp.2011–11–14T16–43–39.sql.gz
1:myapp myapp.2011–11–14T16–47–02.sql.gz
2:myapp myapp.2011–11–15T01–10–03.sql.gz -
バックアップ ファイルをダウンロードするには、以下のように入力します。
sudo -i eybackup -e mysql --download N:myapp
または
sudo -i eybackup -e mysql -d N:myapp
(ここで、“N” はダウンロードするバックアップの番号です。たとえば、最も古いバックアップをダウンロードするには、「
sudo -i eybackup -e mysql -d 0:myapp
」のようにします。)ファイルはデータベース インスタンス上の /mnt/tmp にダウンロードされます。
Downloading myenvironment.myapp/myapp.2011–11–15T01–10–03.sql.gz to /mnt/tmp
-
データベース インスタンスからローカル コンピューターにファイルをコピーするには、以下のように入力します。
scp username@IP_address:/path_to_file destination
たとえば、次のようにします。
scp deploy@ec2-174-129-17-196.compute-1.amazonaws.com:/mnt/tmp/myapp.2011-11-14T16-43-39.sql.gz .
ヒント: IP アドレスと /path/to/the/db_backup_file の間には、コロン “:” を忘れずに付けてください。
PostgreSQL: データベースのバックアップを表示またはダウンロードする方法 (eybackup による方法)
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SSH 経由で、アプリケーションおよびデータベース インスタンス (単一サーバー環境用)、またはデータベース インスタンス (クラスター環境用) に接続します。
-
以下を入力して、バックアップを一覧表示します。
sudo -i eybackup -e postgresql --list-backup myapp
または
sudo -i eybackup -e postgresql -l myapp
データベースのバックアップが次のように一覧表示されます。
Listing database backups for myapp
3 backup(s) found
0:myapp myapp.2011–11–16T11–20–02.pgz
1:myapp myapp.2011–11–16T12–20–03.pgz
2:myapp myapp.2011–11–16T13–20–02.pgz -
バックアップ ファイルをダウンロードするには、以下のように入力します。
sudo -i eybackup -e postgresql --download N:myapp
または
sudo -i eybackup -e postgresql -d N:myapp
(ここで、“N” はダウンロードするバックアップの番号です。たとえば、最も古いバックアップをダウンロードするには、「
sudo -i eybackup -e postgresql -d 0:myapp
」のようにします。)ファイルはデータベース インスタンス上の /mnt/tmp にダウンロードされます。
Downloading myenvironment.myapp/myapp.2011–11–16T15–20–02.pgz to /mnt/tmp
-
データベース インスタンスからローカル コンピューターにファイルをコピーするには、以下のように入力します。
scp username@IP_address:/path_to_file destination
たとえば、次のようにします。
scp deploy@ec2-174-129-17-196.compute-1.amazonaws.com:/mnt/tmp/myapp.2011-11-16T15-20-02.pgz .
ヒント: IP アドレスと /path/to/the/db_backup_file の間には、コロン “:” を忘れずに付けてください。
詳細情報
詳細情報 | 参照 |
---|---|
SSH 経由でのインスタンスへの接続 | Connect to your instance via SSH (SSH 経由でのインスタンスへの接続) |
データベースへのバックアップ ファイルの読み込み | Restore or load a database (データベースの復元または読み込み) |
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