データベースの使用量とDB 領域とインスタンスの容量の増加の監視

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Engine Yard Cloud によって環境が作成されるたびに、アプリケーション用に PostgreSQL または MySQL データベースが作成され、/db と呼ばれる EBS ボリュームがデータ保存のために作成されます。

環境を設定する際は、/db ボリュームが満杯に近くなった時、またはデータベース インスタンスに大きな負荷がかかりすぎている場合にアラートを受信するように、E メール アラートを有効にしてください。

環境の /db ボリューム サイズおよびロード容量は、単一のサーバー、基本的なクラスター、または構成された環境を使用しているかどうかによって異なります(下の表を参照してください)。

」 を参照してください

環境                   EBS データベース ボリューム /db の既定のサイズ              データベース インスタンス
単一のサーバー 15 GB 5 ECU (ローカル データベースを伴うアプリケーション サーバー)           
基本的なクラスター 15 GB 5 ECU (専用のデータベース インスタンス)
カスタム クラスター 設定可能 (5 GB ~ 1024 GB) 設定可能: 「インスタンスのサイズについて

このドキュメントでは、以下について説明します。

データベース ボリューム使用状況の検出

アラートを受信するに、データベース ボリュームの使用状況を確認することをお勧めします。

データベース ボリューム使用状況の確認方法

  1. SSH 経由で、アプリケーションとデータベースのインスタンス (単一サーバー環境の場合)、またはマスター データベース インスタンス (クラスター環境の場合) に接続します。
  2. 以下のように入力します。
    df -h

    /db usage
 

ある程度のダウンタイムを伴うデータベース サイズの拡張

UI でデータベース インスタンスのサイズを拡張すると、事実上新しい環境が作成され、インスタンスのスナップショットが古い環境から新しい環境へ移動します。これには、アプリケーションのダウンタイムがある程度伴います。

ある程度のダウンタイムで UI を通してデータベース ボリュームまたはデータベース インスタンスのサイズを拡張する方法

  1. 現在の環境におけるサーバー インスタンスの数とサイズを把握しておきます。

  2. [Environment (環境)] ページで [Stop (停止)] をクリックします。

  3. 環境が停止したら、[Boot (起動) ] をクリックします。
    [Configuration for Environment (環境の設定)] ページが表示されます。

  4. [Custom (カスタム)] を選択します。

  5. データベース サーバーのサーバー サイズおよび /db ボリューム サイズを拡張します。

    /db volume size

     

    メモ:データベース ボリュームのサイズは縮小できません。

  6. ドロップダウンから、最新のスナップショットを選択します。
    これで、データが失われることはなくなります。
    保留中のスナップショットがある場合はドロップダウンに表示されるので、スナップショットが完了するまで待機します。

  7. [Boot This Configuration (この設定を起動)] をクリックします。

最小限のダウンタイムを伴うデータベース サイズの拡張

最小限のダウンタイムでマスター データベース インスタンスのサイズを拡張する必要がある場合は、Engine Yard サポートに支援を要請することができます(自社運営のお客様は、このサービスに対し案件ごとのサポート料金をお支払いいただきます)。

まず、より大きなデータベース スレーブ インスタンスが作成され、レプリケーションが完了するとスレーブがマスターに昇格して、オリジナルの (小さい) マスターが使用停止となります。

メモ:この手順は、クラスター化された環境のみに適用されます(単一インスタンスをこの方法で拡張することはできません)。

最小限のダウンタイムでデータベース ボリュームまたはデータベース インスタンスのサイズを拡張する方法

  1. 既存環境へのデータベース スレーブの追加」の説明に従って、データベース スレーブを作成します。
    より大きい /db ボリューム サイズ、より大きいインスタンス サイズ、またはその両方を選択します。

  2. データベース スレーブの昇格をアレンジするには、Engine Yard サポートにチケットを送信してください。
    Engine Yard サポートは、お客様と協力してフェールオーバー プロセスのスケジュールとコーディネートを行います。

詳細情報

以下についての詳細...                      参照...
E メール アラートの有効化 Enable alerts (アラートの有効化)
アラートのしきい値 About alerts for your environment (環境に対するアラートについて)
SSH 経由でのインスタンスへの接続 Connect to your instance via SSH (SSH 経由でのインスタンスへの接続)。                         

このページについてのフィードバックやご質問は、以下に記入してください。サポートが必要な場合は、Engine Yard サポート にチケットを送信してください。

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