概要
Engine Yard CloudでRubyを使用している場合、Environment(環境)に任意のUnixパッケージの追加をすることが可能です。追加したパッケージは設定後、対象EnvironmentのApplyを押すことによって反映されます。パッケージの設定を追加したEnvironmentでは、その後追加される各インスタンスにも同様にインストールされます。
追加の手順
パッケージを追加する具体的な手順を説明します。Dashboardからの操作になります。
ここではAWSのs3にアクセスするコマンドラインツールs3cmdのインストールを例にとって説明します。
1. EngineYardCloudのDashboardから、対象となるEnvironmentにアクセスします。
2. Edit Unit Packagesをクリックします。
3. 必要なパッケージ(例では"s3cmd")を検索します。検索結果が表示されますので、必要なパッケージのAddをクリックします。
4. 編集したEnvironementに戻りApplyをクリックします。
5. 対象のEnvironementのインスタンスにsshでログインします。
6. インストールされていることを確認します。
$s3cmd --help
削除
同じようにEdit Unix Packageから、Removeを押して削除可能です。ただ、すでにインストールされた環境でUninstallが走ることはありません。
パッケージの検索について
パッケージの検索には対象Environementのインスタンス上でeixコマンドが走ります。インスタンスが起動した状態ではないと検索することができません。
eixコマンドについてはこちらを参考にしてください http://wiki.gentoo.org/wiki/Eix
packageリストは、Applyプロセスがはしるとeix-syncが走り更新されるます
参考
英語のオリジナルドキュメント https://support.cloud.engineyard.com/entries/21074071-Add-UNIX-Packages-to-Your-Application
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