概要
Engine Yard CloudではDNSの提供を行っていません。そのため外部のDNSサービスを使い、ドメインにEngine Yard Cloudに設定されたGlobal IPを設定することでドメインの指定が可能になります。
手順
- EnvironmentのグローバルIPをしらべる
- DNSサービスでドメインとIPを結びつける
- (オプション) 特定ドメインからのアクセスのみ受け付ける用に設定する
EnvironmentのグローバルIPを調べる
EnvironmentページのApplication Masterのインスタンスサイズの下に書いています。
または、ツール > IPアドレスから一覧で確認することも可能です。
https://cloud.engineyard.com/ips
DNSサービスを使用してIPとドメインを結びつける
外部のDNSサービスを使用して、先に調べてIPと用意したドメインをひもづけて設定します。設定方法については各DNSサービスの解説を参考にしてください。DNSの情報が有効になるまでTTLに設定した時間がかかります。時間は設定したTTLの時間によって変わってきます。
外部DNSサービス例
- Dozens
(オプション) Domain 以外のURLでのアクセスを禁止する
Edit Environment からDomain Name (optional)を設定することで、設定値以外のドメインからのアクセスを禁止できます。ここで設定された値はNginxのserver_name directiveに書き込まれます。設定しない場合は以下のようになっており、どんなアドレスからでもアクセスが可能になっています。
複数指定、正規表現、ワイルドカードが使用可能です。詳しくは下記Nginxの設定をご覧ください。
server_name _;
http://wiki.nginx.org/HttpCoreModule#server_name
設定をUpdateした後に、Applyすることでインスタンスに設定を反映します。
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