概要
Engine Yard CloudをCLIから操作する方法を解説します。Engine Yard CloudのCLIはengineyard gemをインストールすることで使えるようになります。
インストール
コマンドラインから、インストールすることが可能です。(rubyの動く環境が必要になります)
$gem install engineyard
Helpの参照
helpを表示し、正常に動いているか確認してください。helpの参照が出来れば、この後のドキュメントは使うたびにコマンドラインから調べることができます。
$ey help
個別のコマンドをより詳しく見たい場合は、helpの後ろに調べたいコマンドで、調べることができます。
$ey help deploy
ログイン
各操作をする前に Engine Yardのアカウントでログインする必要があります。以下のコマンドで、Email とパスワードを求められます。
$ey login
ログインの他にAPI Keyを指定する方法でコマンドを実行することもできます。
$ey deploy --api-token=0b54ef8e6c486a3c09d7e6337ccadf81
ログイン中のアカウントを確認するには以下のコマンドを実行します。
$ey whoami
ログアウトは以下のように行います。
$ey logout
対象Application, Environmentの指定
対象のアプリケーションディレクトリに移動します。
$cd ~/my_app
もし、複数のEnvironmentを持っている場合はEnvironmentを指定する必要があります。。
--environment=my_app_prd
or
-e my_app_prd
以下のコマンドがあります。
デプロイコマンド
デプロイを行います。ey.ymlの設定を使っておこないます。
$ey deploy
Applicationに複数のEnvironmentがある場合は以下のコマンドで一覧を取得することができます。
$ey environments
EngineYardの設定ログを確認できます。対象Environmentの全てインスタンスのログを確認可能です。
$ey logs
EngineYardのサーバ設定を再度走らせることができます。
$ey rebuild
releases/* 以下にある一つ前のデプロイにcurrentを戻し、サーバプロセスを再起動します。
$ey rollback
最新のデプロイの情報を返します。
$ey status
レシピコマンド
今Engine Yard Cloudにあげられているcustom chef receiptを反映します。
$ey recipes apply
custom chef receiptを特定のEnvironmentに対してUploadします。Uploadするだけで、適応はされませんので、Uploadしてからapplyが必要なります。
$ey recipes upload
Environmentに上がっているcustom chef receiptをlocalにダウンロードしてきます。
$ey recipes download
ウェブコマンド
サービスをメンテナンス状態から、稼動状態にすることができます。
$ey web enable
イベントをメンテナンスモードにすることができます。
$ey web disable
deployなしにアプリケーションプロセスを再起動することができます。
$ey web restart
その他のコマンド
Application Masterにログインします。
$ey ssh
該当のApplicationをウェブブラウザで開くことができます。
$ey launch
現在のログインユーザを調べることができます。
$ey whoami
参考
OpenSourceです。コードを見ることが可能です。thorで作成されています。
https://github.com/engineyard/engineyard
英語のドキュメント
https://support.cloud.engineyard.com/entries/21009927-Deploy-from-the-CLI-Engine-Yard-CLI-User-Guide-
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